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help リーダーに追加 RSS Kamio Gallery No.475 ルイ=アレクサンドル・デュブール

<<   作成日時 : 2007/11/21 19:32   >>

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今日は、今後のミューザ川崎のコンサートのチケットを手に入れま
した。2月の東京交響楽団の定期コンサート。東京交響楽団はミュ
ーザ川崎をフランチャイズにしており、毎月、わかりやすい公演を
してくれます。2月はハイドンの交響曲25番、ベートーベンのピア
ノ協奏曲3番、ドビュッシーの交響詩「海」などです。あと、4月
の千住真理子さんのバイオリンリサイタルです。こちらもツィゴイ
ネルワイゼンなど有名な曲ばかり。千住真理子さんは、世田谷区の
区民コンサートで人見記念講堂でツィゴイネルワイゼンを聞いてい
るので再会ですけれど、彼女のバイオリンは好きなので妻にも聞い
てもらいたいなと思いまして。日本はチケットが高いですが、2ヶ
月に1度はクラシックを聴きたいなと思っています。

さて、今回はオンフルールで制作を行った風景画家です。

画像


ルイ=アレクサンドル・デュブール(1821-1891)
《農場の中庭》(不詳) 32x50cm
トゥルーヴィル美術館蔵

オンフルールは、セーヌ川が大西洋に注ぎ込む河口の街です。この
街で活動した有名な画家としてブーダンがいます。このブーダンに
スポットをあてた1996年に行われた「ブーダンとオンフルールの画
家たち」展を振り返ってみます。この展覧会で紹介された風景画家
としては、ブーダンだけでなく、コンスタン・トロワイヨン、ヨン
キント、バルビゾン派のジュール・デュプレがいます。ブーダンの
絵は海景とお決まりのようになっていますが、彼がもっともこの地
を愛し、描き続けた画家なのです。

そのなかでデュブールはそれほど知られた画家ではないのですが、
この展覧会には17点の出展があり、ブーダンと同じくオンフルール
を愛した画家なのです。この作品を見ると、遠景に海が見えます。
この作品は、オンフルールにあるサン=シメオン旅館の果樹園の風
景です。人物が、ピクニックテーブルで食事をしたりしているので
しょうか。いい天気で緑が安らぎを与えてくれるすばらしい景色で
すね。こんなところで食事をするのは本当に気持ちがいいでしょう。

デュブールは、定期的にパリの展覧会に作品を出品していたのです
が、パリにはあまり出ず、生まれた街、オンフルールでデッサン講
座を開いたりしていたようです。いまのブーダン美術館になる市立
美術館の創設にかかわっており、ブーダンのオンフルールというイ
メージを植えつけた功労者のようです。ブーダンとモネはデュブー
ルを尊敬していて、ブーダンはデュブールの活動を研究しています。
デュブールは多作であり、さまざまなオンフルールの風景を描いて
いますが、後の印象主義のように光の扱いがうまくブーダンにそれ
を伝えた。モネはブーダンに絵画を勧めた人間ですから、印象派を
創始したモネの師匠の師匠ということで、のちの印象主義をブーダ
ンを経由してつくりあげたひとりと言っていいでしょう。この絵も
林の緑など原色を用いて明るく描かれ、画面は全体に明るいものに
なっています。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは(^^

美しく気持ちのよい、誠実さの伝わる風景画ですね。
こんもりとした木々の葉が、ホントに丁寧に描かれて
いて、一作一作を大切に描いた画家だったのだろうナ、
という気がします。
奇をてらうことのない作品ですが、女性のスカートの
赤や黄色がチラッと効果的に置かれていて、
なかなかのセンスの良さが伝わりますネ。
空に使われたラベンダー色に、ほぅ....という
感慨があります(^^


mari
2007/11/21 22:51
mari さんようこそ

オンフルールという場所をいままで意識したことがなかったのですが、セーヌ河口の風光明媚なところらしいです。ここに、クールベ、ブーダン、バルビゾン派など風景を描く画家が集まったようです。木々の描き方が非常に明るいですし、この風景を楽しむ人が描かれていて、いっそう風景のすばらしさを引き立てていますね。女性の衣服が単調になりがちな風景画を楽しいものにしています。あまり知られていない画家だそうですが、力量はたしかですね。パリに出ずにオンフルールを愛し、ここを描いたのでしょうね。美しい絵です。
神尾利明(Claude Monet)
URL
2007/11/22 07:58

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