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19世紀中期のアメリカの絵画は、No.302で紹介したように、絵画を 描くことは清教徒にとっては享楽的なことで神への冒涜になったた め、西欧にあった歴史画や宗教画はなく、肖像画くらいしかありま せんでした。 そこに登場したのはヨーロッパにはない、むき出しの自然に対する 自然崇拝の信仰です。ですから、風景画が多く描かれ、それは宗教 画のように扱われました。この風景画を描いたグループをハドソン リヴァー派といいますが、創始者はNo.302のトマス・コールです。 トマス・コールがハドソン川をさかのぼり、人類が未踏の地を描く ことを自らに課して劇的な風景を描き出しました。彼の流れを組む のがフレデリック・チャーチで、まさにむき出しの自然を描き出し ました。19世紀後半にはアルバート・ビアスタットがロッキー山脈 の壮麗さを描き出しました。国立アメリカ美術館ではビアスタット の巨大で壮大な風景画が飾られていました。ハドソンリヴァー派の 重要な画家だったのでしょうね。 ジャスパー・クロプシー(1823-1900) 《ワワヤンダ湖》(1876) 30.5x51.4cm アレン記念美術館蔵 その後、日光が絵画に及ぼす働きが注目されるようになりました。 それをジャスパー・クロプシーが描き出します。彼はハドソンリヴ ァー派の「アメリカの秋の画家」と呼ばれました。この絵では左方 に赤く染まった紅葉があります。紅葉しない青々とした木々との対 象も目が惹かれます。また太陽が低く画面を夕日色に染めており、 おだやかに見える景色です。彼は西欧のバルビゾン派に傾倒してお り、トマス・コールの劇的な絵画をバルビゾン派の絵画を折衷させ て作品を制作しています。単にアメリカの珍しい風景を描くだけで なく、バルビゾン派のジュール・デュプレにありそうな絵を描いて います。 |
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アルバート・ビエスタッド(Albert Bierstadt 1830-1902 ...続きを見る |
壺中水明庵 2007/12/30 12:25 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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こんばんは(^^ |
mari 2007/11/22 23:14 |
ヨーロッパの風景画ばかりを見てきた目には、見慣れない絵に観えます。 |
ちろりん 2007/11/22 23:38 |
自分の大好きなハドソン・リバー派を取り上げてくださいましたね。さすが、アメリカに滞在された事のあるMonetさん、その中でも本当に素晴らしい絵を選んでくださいました。見事な選択です。自分好きと言っても、実際は一つ一つの絵をちゃんと記憶はしていません。この絵は見たことが無かったと思います。凪いだ瞬間の水面、丈の低い水辺の木々、どこか懐かしさが漂い、しかも神秘的です。しばらく堪能させていただきたいと思います。 |
アッキー@mixi 2007/11/23 00:47 |
しばらく旅行をしていたのでお返事がおそくなりました。 |
神尾利明(Claude Monet) URL 2007/11/27 10:18 |
ちろりんさん |
神尾利明(Claude Monet) URL 2007/11/27 10:20 |
アッキーさん |
神尾利明(Claude Monet) URL 2007/11/27 10:23 |
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